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ゴケグモ類のメーリングリストが始まる!
セアカゴケグモやハイイロゴケグモが分布を拡大しています。最近でも東京都でセアカゴケグモが見つかりました。関東地方でも普通種となるかもしれません。
ゴケグモ類の分布拡大により、関係機関への問い合わせが増えることと思います。そんな時にこのメーリングリストに入っておけば、最新の情報が得られます。年度途中の参加は無料ですから、ぜひご参加ください。
参加を希望される方は、
gokegumo@gmail.com
へ登録するメールアドレスから「ML参加希望」というタイトルのメールをください。
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* ハイイロゴケグモの解説 [#k642446a] これまでわかっている情報をできる限り紹介します。 ハイイロゴケグモの学名は、'''Latrodectus geometricus''' C. L. Koch, 1841 です。 熱帯に広く分布し、アメリカのフロリダにも侵入しました。中南米、アフリカの熱帯地域が分布の中心です。アフリカが原産地で、セアカゴケグモよりも寒さに強い、という情報があります。体長は雌成体で6-9mm、雄で3-4mm。体色は茶色〜灰色がほとんどで、時には黒い個体もあります。腹部背面の正中線上に白い点が4個あり、その両側に小さな黒い点と、この黒い点を取り囲むように白いすじが後側方へと流れます。腹部裏面には、他のゴケグモ類と同様に、砂時計型のうすい赤色の斑紋があり、足は灰色で、各節の先端部は濃い茶色です(西川・桂,1996)。 卵嚢は球形ですが、綿毛質の突起があり、金平糖状に見えます(Levi et al., 1968)。卵嚢には130個前後の卵が含まれ、一つの巣から見つかった卵嚢数は最大18個です(夏原,1996)。 和名は八木沼(1960)で初めて使われました。 人工的な建築物の窓枠、突起部、ベンチレーターの中、パイプの陰、ひさしの下などに生息します。大阪市ではコンクリートの低い塀の縦の窪みに巣を作っており、特に垂れ下がったマツバギクの一種の裏の窪みに多数生息していました。攻撃性は比較的弱く、咬むことは少ないようです。人が咬まれた例は報告されていません(Gertsch, 1949)が、フロリダで最近数例の咬傷例があり、そのうち1例は重症であるそうです。マウスに対する毒性は、LD50が0.43mg/kgで、セアカゴケグモの約2倍ですが、1頭あたりの毒の量は0.097mgで、セアカゴケグモより少ないようです(McCrone,1964)。 &ref(haiiro-mesu-rannou-low.jpg); ハイイロゴケグモのメスと卵嚢。1995年12月17日に大阪市住之江区南港南で金沢 至氏が撮影。 #attach [[日本国内のハイイロゴケグモ分布>ハイイロゴケグモ]] [[セアカゴケグモ解説]] [[クロゴケグモ解説]] [[ツヤクロゴケグモ解説]] [[アカオビゴケグモ解説]] [[ゴケグモ類を見つけたら]] [[ゴケグモ類に咬まれたら]]
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ハイイロゴケグモ解説 のバックアップ一覧
ハイイロゴケグモ解説 のバックアップソース(No. All)
1: 2006-01-14 (土) 15:34:40
2: 2006-01-22 (日) 11:41:57
3: 2006-01-22 (日) 11:46:58
現: 2014-05-11 (日) 18:26:00
kana
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ハイイロゴケグモ解説
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毒グモ騒動の真実 好評販売中!
目次
第1章 セアカゴケグモの発見と波紋
第2章 ゴケグモとはどのようなクモか
第3章 1996年以降の分布拡大
第4章 社会現象のとしての「毒グモ騒動」
第5章 外来生物としてのゴケグモとのつきあい方
第6章 クモと日本人
セアカゴケグモについては、死亡例もある毒グモということで、発見時点ではセンセーショナルな取り上げ方をされた。一方、分布の拡大が続いているにもかかわらずあまり報道されない現状もある。本書を読めば、具体的にどの程度の危険があるのか等の点も含め詳しい情報を得ることができる。また、巻頭には日本に侵入したゴケグモ類のカラー写真とそれを用いた検索があり、身近で見つけたクモがゴケグモ類であるか否か、ゴケグモであればどの種であるかを見分けることができる。...ゴケグモが見つかっているが、本書によって同定と落ち着いた対処(かまれないように注意する必要があるが、あまり神経質になるほどではない)を取ることができた。この巻頭の部分だけでも学校や公的な図書館に備える価値があると思われる。(教育関係MLより抜粋)
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